情勢不安による原材料・エネルギー価格の高騰や円安による仕入れコストの増加だけでなく、人手不足対策として賃金アップを迫られる中、企業が事業を安定継続していくためには、コスト上昇分の適切な価格転嫁が喫緊の課題となっています。しかし、実際には取引先との関係を考慮し、価格転嫁の要請や、交渉に二の足を踏む企業も多いのではないでしょうか？

　本セミナーでは、「何から始めたら良いのか分からない」「値上げすれば取引先・顧客との関係性が悪化しないか」という悩みを抱えている中小・小規模事業者を対象に、具体的な価格交渉・価格転嫁の実践方法について、事例を交えながらわかりやすく解説いたします。

日時：２０２４年１２月１０日(火)  １５:００～１７:００

場所：京都経済センター 6階　６－B会議室

　　　 京都市下京区四条通室町東入　

　　 　 (地下鉄｢四条駅｣、阪急｢烏丸駅｣26番出口直結）※公共交通機関をご利用ください

対象：中小・小規模事業者

開催方法：・会場参加（定員 50名）

  　　　　 ・動画視聴（配信期間：2024/12/13（金)～2025/1/10(金)）

主な内容(予定)：

１．価格転嫁に関する経済情勢と行政の動向
２．価格転嫁への取り組み
　・取引先･顧客の状況を把握する
　・原価と利益を再設定する
　・取引先･顧客とのこれまでとこれからの関係を具体化する
　・自社の付加価値を考える
　・交渉の資料作りと心得

講　師：合同会社Business　Departure　代表社員／中小企業診断士　多田　知史 氏

大手電機メーカーで製品開発・営業技術・事業企画・事業管理等を担った後、中小企業を応援する経営コンサルタントとして独立。自身の経験を活かして顧問企業や専門家派遣先企業へ顧客交渉術を助言しながら、マーケティングや適正取引、価格転嫁を応援している。

主　催：京都商工会議所　（事業環境変化対応型支援事業）