京都商工会議所では、京都の生活文化を支えてきた伝統工芸産業の技術力や素材を活かし、新たな生活文化を創造する「これからのモノづくり」について考えるとともに、異業種との交流を通じてマーケティングなどの手法を学ぶ「伝統工芸産業ＮＥＸＴサロン」を開催します。
第１回目は、福井県鯖江市河和田町を拠点に、「支える・作る・売る」を軸に、地域の産業（漆器、和紙、眼鏡等）のブランディングや商品開発をトータルに手掛ける TSUGI代表の新山直広氏をゲストにお招きし、「持続可能な産地づくり」「観光と産業」「伝統工芸産業と未来」などをテーマにお話を伺います。意見交換や交流会を通じてこれからの京都の伝統工芸産業、「売ること」を視野に「求められるモノづくり」について考えます。皆様の積極的なご参加をお待ちしております。
なお、新山氏らを中心に今年10月に開催される体験型マーケットでは、（株）中川政七商店とのコラボレーションが実現。「大日本市鯖江博覧会」と題し、地域の伝統産業を軸に歴史や文化を広く発信する機会となっております。

　◇内　容

　　①講演・懇談（18:00～19:00）
　　　　　テーマ：「手仕事の次代を創造する～移住×デザインが伝統工芸産業を変える～
　　　　　　　　　　　　　　　　　　－福井県鯖江市河和田町におけるTSUGIの取り組み事例に学ぶ－」

　　         講師　新山　直広　氏（合同会社TSUGI代表／デザインディレクター）
　　　　　  ファシリテーター　米原　有二　氏（京都精華大学　伝統産業イノーベーションセンター特任講師）

　　②交流会（19:00～20:00）　※軽食をご用意しております

　◇対象者：伝統工芸産業の若手経営者、伝統産業の技術を今後の商品づくりに活かしたい方など
　◇定員：２５名（申し込み先着順）