メニュー
トップページ
topics
丸ごとナビ(各情報へ)
京都産学公連携機構とは
メールマガジンお申込み
「京都産学公連携機構」とは
京都産学公連携機構 事業計画

京都産学公連携機構・平成22年度事業計画

1.基本方針

  産業競争力強化や新事業・新産業の創出による地域経済の発展に向けて、産学公連携に対する期待が一層高まっている。また産・学・公が手を携え連携することは、魅力ある都市づくりを進めるうえでも極めて重要である。

  京都においては、大学や企業、地域との連携・交流が進むとともに、京都府・京都市をはじめ産業支援機関等による各種事業、支援制度の充実など、産・学・公が協働する体制が整っており、また「地域イノベーションクラスタープログラム(グローバル型)および同(都市型)」(昨年の事業仕分けにより、それぞれ知的クラスター創生事業(第II期)、都市エリア産学官連携促進事業から名称変更)や、関西文化学術研究都市、桂イノベーションパーク等の大型プロジェクトをはじめ、バイオや医療、文理融合・文系分野など、京都のポテンシャルを活かした具体的な取り組みも行われている。

  今後は、京都の強みである個性豊かな大学等の集積に支えられる知的資源・シーズ・技術をフル活用して産学連携の成功事例を次々と生み出し、地域経済の活性化につなげていくことが重要となる。

  設立8年目を迎える今年度、京都産学公連携機構においては、これまで実施してきた産学公のオール京都体制としての情報共有・連携の強化を継続して図るとともに、平成21年度から開始している地域提案・国選定型の新たな地域科学技術・産業振興に係る拠点概念である「グローバル産学官連携拠点」の推進に向けた取組を継続し、産学公連携の一層の強化を図る。

2.事業計画

(1)グローバル産学官連携拠点の推進

   今日、地球環境問題や資源制約が世界全体で取り組むべき大課題となっており、資源に乏しい我が国においては、省資源・省エネルギー・新エネルギー等を実現する技術を活用し、問題の解決を図ることが喫緊の課題となっている。
また、世界でも比類なき高齢化社会を迎えている我が国においては、国民が健康で快適な生活を送ることを可能とする技術の実現により、国民生活の質の向上を目指すことも焦眉の課題である。
   こうした認識のもと、京都が歴史・文化の中で培って来た「知恵」を結集し、京都が世界をリードする環境・エネルギー分野やライフサイエンス・ウエルネス分野において世界トップクラスの研究者、研究インフラが集積し、持続的・発展的にイノベーションを創出することにより、「低炭素社会」「健康長寿社会」の実現に貢献する世界的な産学公連携拠点の形成を図るため、京都産学公連携機構を核としたオール京都体制により「グローバル産学官連携拠点」の推進に向けた機能強化及び取組を実施する。

  1. グローバル産学官連携拠点推進事業との連携強化
  京都産学公連携機構に、グローバル産学官連携拠点推進のための企画推進機関として設置した「京都発未来産業創出型連携拠点」推進委員会の指針に基づき、各部会や各分科会を立上げ、「低炭素社会」「健康長寿社会」の実現に向けた具体的活動を円滑に行なうため、拠点機能を強化する。
  2. グローバル産学官連携拠点の推進に向けた情報共有、情報発信
  国・関係機関との連絡を密に行い、京都府域における産学公連携活動並びに研究開発・実用化や人材育成、国際展開の取り組みについての状況把握やプロジェクト・人材等のデータベース構築を進め、フォーラムの開催やホームページ等、関係者への情報提供を通じて研究開発プロジェクト相互の連携強化やプロジェクトへの新たな研究者・事業者の参画促進、事業化に向けた新たなプロジェクトの立上げ等を図る。
  3. 産学公連携に関する提言・要望等の活動
  構成団体における産学公連携の取り組み、産学公連携に関するシーズ、企業・大学等の海外展開・高度研究人材育成に関する状況など、グローバル産学官連携拠点の形成に向け必要な情報を把握するとともに、国等に対してグローバル産学官連携拠点推進事業推進に向けた提言・要望等を行なう。

(2)文理融合・文系産学連携促進事業

   人文、理工、芸術、デザイン、映像等多彩な学問領域の大学が集積する京都の総合力を活かした取り組みとして、文理融合、または文系分野における取組を実施するグループに助成金を交付することにより、具体的な活動の創出や新たな取組の展開支援し、研究開発プロジェクトや事業化へのステップアップを促進する。

(3)産学公連携事業に関する情報共有、情報発信

   産学公連携推進に向けた地域資源の結集を図り、情報の共有に努めるとともに情報発信機能を強化する。

  1. ポータルサイトとしてのホームページの充実・情報提供
  産学連携に関する各種情報を一元的に発信する京都の総合的なポータルサイトとして、構成団体との連携を図りながら情報発信の強化に努め、コンテンツの充実を図る。
  2. メールマガジンの発行を通じた各種情報発信
  産学公連携に特化した情報発信ツールとして、イベント情報や助成金等の公募情報を満載したメールマガジンを発行する。

(4)産学公連携事業の推進

  1. 「産学連携コーディネータ交流会」の開催
  大学等の技術シーズを把握し、企業との共同研究や技術開発の仲介を行う「産学連携コーディネータ」のネットワークを活用し、グローバル産学官連携拠点推進事業とも連携しながら、相互交流・情報交換を行うことによって、円滑なコーディネート活動を促進・支援する。
  2. 京都産学公連携フォーラムの支援
  オール京都の取り組みとして(社)京都工業会を中心に開催されている京都産学公連携フォーラムを支援する。
  3. インキュベートのみやこ推進事業
  ベンチャー企業を育成するため、インキュベート施設管理者・運営者連絡会議の開催や、インキュベーションマネージャーの連携強化及び育成を行うとともに、入居企業のマッチング機会の場を提供する。

(5)国・関係機関等との連携

  文部科学省、経済産業省との連携
  京都環境ナノクラスター創成事業との連携
  産業クラスター計画との連携
  京都ウエルネス産業コンソーシアムとの連携
  京都産業エコ推進機構との連携
  構成団体との連携(主催事業への協力<共催・後援>)
  その他関係団体との連携

 

設立趣意書 構成図 構成団体一覧
設置要綱 事業計画 事務局連絡先

BACK TOP HOME
copyright 2003 KYOTO San-Gaku-Kou Renkei Kikou All Rights Reserved