貿易実務講座(基礎編)
貿易実務の必須知識を学び、貿易書類の読み方のコツをつかむ!!
貿易実務の基礎及び仕組みを理解し、使用できるレベルを目指す
研修目的
- 貿易実務の概要・仕組みを理解する
- 貿易実務で必須の基礎知識を理解する
- 貿易実務の場でその知識を使用できるレベルを目指す
主催/京都商工会議所
日時・会場・受講料
日時 | 平成28年5月12日(木)・13日(金)9:30〜16:30 |
---|---|
会場 | 京都商工会議所(京都市中京区烏丸通夷川上ル) ※京都市営地下鉄烏丸線「丸太町」駅南6番出口直結 |
受講料 |
|
支払方法 | 京都銀行 本店営業部(普)No.5017759 口座名:京都商工会議所 研修口 お申込み後、速やかに上記口座までお振込み下さい。 振込手数料はご負担頂きますようお願い致します。 開催初日の1週間前に受講証をFAX致します。なお、申込人数が少ない場合には開催を取りやめる事があります。 開催日の5営業日前を過ぎてからの受講取消については受講料の返金をいたしかねますので、ご了承ください。ただし、代理出席は可能です。その際はお早めにご連絡ください。 |
お申込み・お問合せ | 京都商工会議所 会員部 人材開発センター TEL 075-212-6446 / FAX 075-222-2612 E-mail jinzai@kyo.or.jp |
備考 |
講師プロフィール
関西大学 商学部教授 博士(商学)吉田 友之 氏
松山大学教授、ロンドン大学での在外研究を経て現職。関西大学大学院博士後期課程演習兼任教授。大学では国際商務論、国際商慣習論を担当。日本貿易学会理事、国際商取引学会理事。(財)貿易奨励会賞、(財)貿易奨励会奨励賞、日本貿易学会著書部門奨励賞を受賞。著書・論文多数、各地でのセミナー講習など多数。
プログラム
〔1日目〕概要編 ─契約書面から─
1.輸出取引の仕組み
登場人物とその役割、輸出取引の流れ、信用状取引、代金決済
2.輸入取引の仕組み
登場人物とその役割、輸入取引の流れ、保証状荷渡し
3.貿易契約書での取り決め条件Ⅰ─価格の建て方─
外貨建て、邦貨建て、トレード・タームズ(定型的貿易取引条件)とインコタームズ
4.貿易契約書での取り決め条件Ⅱ─品質・数量─
品質保証責任の表示、品質保証の時期、数量保証の時期、総量と純量、数量過不足
5.貿易契約書での取り決め条件Ⅲ─運送・船積時期─
貿易運送形態の種類、海上運送と運送書類、航空運送と運送書類、船積(引渡)時期
6.貿易契約書での取り決め条件Ⅳ─代金決済─
代金決済方法の種類、送金ベース決済、荷為替手形決済(D/P・D/A決済)
7.貿易契約書での取り決め条件Ⅴ─保険─
貿易関連の保険の種類、貨物海上保険、航空貨物保険、貿易保険
8.貿易契約書での取り決め条件Ⅵ─その他の諸条件─
包装・荷印、知的所有権、検査、不可抗力、貿易条件、クレーム、準拠法
〔2日目〕必須編 ─貿易書類の読み方のツボを押さえる─
1.売買契約の成立
契約成立の前段階、契約の成立要件
2.貿易管理制度
輸出貿易管理(輸出許可・承認)、輸入貿易管理(輸入承認)
3.トレード・タームズ(定型的貿易取引条件)とインコタームズ─売主・買主の義務─
インコタームズとウィーン売買条約、インコタームズ2010で規定された11規則
4.AEO制度と通関
特定輸出申告制度、特例輸入申告制度、認定通関業者制度、輸出入申告・許可、NACCS
5.貨物の船積・搭載および荷受
在来船・コンテナ船と船積・荷受、航空機と搭載・荷受、船荷証券、Sea Waybill(海上運送状)、Surrendered B/L(元地回収B/L)、Air Waybill(航空運送状)、国際複合運送
6.代金決済
為替リスク回避策、信用状、信用状付き荷為替手形決済
7.貿易書類の読み方
売買契約書、商業信用状、外国為替手形、船荷証券、商業送り状、貨物海上保険証券