コラム/お知らせ

経営者のための人財育成通信 vol.12

2024年12月02日 コラム

人間関係を円滑にするタイプ別コミュニケーション術

 

人と場面に応じたコミュニケーションを



会社や学校、家族や友人との付き合い等、私たちの生活は人と人との関係で成り立っています。皆さんは普段、人間関係を円滑にするために、何か工夫していることはありますか?
 「人を見て態度を変える」というと、ネガティブな印象を持つ方もい
るかもしれません。しかし、「あの人には結論から先に伝えよう」「この人には丁寧な説明が必要だ」等、私たちは無意識に相手に合わせたコミュニケーションを取っているのではないでしょうか。
 実は、こうした個人のコミュニケーションスタイルや行動特性を分析し、人間関係をより良くするための研究が進んでいます。

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ソーシャルスタイル理論活用のポイント

一つ目は「己を知り、彼を知る」です。まずは、ソーシャルスタイル理論を通して自身のタイプを客観的に理解しましょう。自分のコミュニケーションの特徴や癖に気づくことが重要です。次に、相手のタイプを見極め、その特性に合わせたコミュニケーションを心がけましょう。
 二つ目は、4つのタイプに優劣はなく、あくまでも円滑なコミュニケーションのためのツールであることを理解することです。タイプ分けは、相手を決めつけるためのものではなく、相互理解を深めるためのものです。
 ソーシャルスタイル理論は、取引先との交渉はもちろん、従業員や関係者とのコミュニケーション等、さまざまな場面で活用できます。ぜひ、この機会に自身のコミュニケーションを見つめ直し、より良い人間関係を築きましょう。


※本コラムは京都商工会議所会報誌 BUSINESS REVIEW 2024年 9-10月号に掲載分の再掲です。

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