【人財育成の知恵袋 vol.8】考え方のクセの破り方
2024年07月01日 コラム
仕事で成果を上げたい、もっと自由にアイデアを形にしたい。そんな思いを抱きながら、固定観念や思い込みの壁にぶつかってしまう経験はありませんか?「うちの会社(業界)ではこうするのが当たり前」「これまでの経験上ではこうすべきだ」こうした考え方のクセは、無意識のうちに思考を狭め、柔軟な発想の芽を摘んでしまうことがあります。しかし、安心してください。誰もが最初は固定観念に縛られており、それを克服することは可能です。
自分の考え方を俯瞰する
柔軟な発想の第一歩は、自分がどのような考え方のクセを持っているのかを認識することです。自分の思考パターンを書き出したり、第三者に客観的な意見を求めたりすることで、気づかなかった思い込みを発見することができます。また様々な思考法(思考フレーム)を取り入れることで、自分の考え方を俯瞰するきっかけになります。
思考法には、論理的な思考に基づいて問題を分析し解決策を導き出す「ロジカルシンキング」や、固定観念にとらわれず自由な発想で問題解決を図る「ラテラルシンキング」などがあります。これらの思考法は一夜にして身につくものではありません。しかし、これらを身につけると「自分の考え方を俯瞰する」作業をより効率的に行うことができ、より効果的に思い込みの壁を解き放つことができます。
京都商工会議所では7月23日に「考え方のクセを破る思考力強化セミナー」と題して、「ロジカルシンキング」や「ラテラルシンキング」などの思考法を取り扱うセミナーを行います。柔軟な発想で仕事に取り組みたいと考えている方はぜひ本セミナーをご受講ください。
考え方のクセを破る思考力強化セミナーhttps://www.kyo.or.jp/jinzai/seminar/a_general/sm_120357.html