【人財育成の知恵袋 vol.2】五月病離職や早期退職対策は、ストレスマネジメントから
2024年05月07日 コラム
近年、新入社員の離職率が依然として高止まりしています。特にゴールデンウィーク明けのような長い休み明けは、環境の変化や人間関係への不安によるストレスからの心身の疲れが出やすい時期であり、人事担当者として頭を悩ませるのが新入社員の五月病による離職です。せっかく入社した優秀な人材がわずか数ヶ月で会社を去ってしまうのは、企業にとっても大きな損失となります。
しかし、企業が積極的にストレスマネジメント教育を行うことで、この問題を解決することができます。
1. 離職率の低下
ストレスマネジメントを学んだ新入社員は、ストレスに対処する力が向上し、困難な状況を乗り越えやすくなります。その結果、離職リスクを減らすことができ、人材採用コストの削減にもつながります。
2. 業務パフォーマンスの向上
ストレスを感じている社員は、集中力や判断力が低下し、本来のパフォーマンスを発揮することができません。一方、ストレスをマネジメントできる社員は、常に高いパフォーマンスを維持することができ、企業の業績向上に貢献します。
新入社員へのストレスマネジメント教育は単なるコストではなく、将来の成長に向けた投資です。社員一人ひとりの心身の健康を守り、企業の持続的な成長を実現するために、今こそ取り組むべき課題と言えるでしょう。
新入社員の活躍は、企業の未来を築きます。ストレスマネジメント教育を通じて、社員一人ひとりの可能性を最大限に引き出し、輝ける職場環境を作っていきましょう。
京商ビジネススクールでは、「自分らしく働くための若手向けストレスマネジメント研修」と題して5月15日に新入社員・若手社員を対象としたレクチャーとワークを組み合わせた実践的プログラムによる研修を開催します。ぜひ以下のリンクより詳細をご確認ください。
https://www.kyo.or.jp/jinzai/seminar/a_general/sm_120354.html