コラム/お知らせ

経営者のための人財育成通信 vol.1

2024年04月23日 コラム

研修体系と京商ビジネススクールのご紹介


研修って必要?

皆さんの会社では社員研修を実施されていますか。2022年度版中小企業白書によると、8割以上の経営者が重点経営課題として「人材育成」を挙げており、計画的なOJT ※1の実施割合は約49%、計画的なOFFーJT※2の実施割合は約44%、両者併用が約31%となっています。こうした計画的な研修を実施している企業の方が、売上増加率が高い傾向にあることは注目に値します(下グラフ)。
多くの企業はすでにOJTの実施割合が高いことから、さらにOFF-JTを取り入れることで、従業員満足度やモチベーションの向上が図られ、組織の活性化が期待されます。
※1 OJT:上司や先輩が業務を通じて後進を育成すること
※2 OFF-JT:職場から離れ、セミナーや研修などを行うこと

  グラフ:計画的なOJT・OFF-JT研修の実施状況と売上増加率
vol.1 差し込み図1.png


出典:中小企業庁「中小企業白書2022」を参考に本所で独自に作成
   (売上高増加率は2015年と2020年を比較)

研修で伸ばす能力は?

アメリカの経済学者 ロバート・カッツ氏が提唱した「カッツモデル」では、人材育成をコンセプチュアルスキル(概念化能力)、ヒューマンスキル(対人関係能力)、テクニカルスキル(業務推進能力)の3つに体系化しました。
テクニカルスキルは、ビジネスマナーや経理知識など、即現場で活かせることから、研修効果が高い傾向にあります。
一方で、ヒューマンスキルはコミュニケーション能力やリーダーシップなど、個人の資質への依存が大きく、コンセプチュアルスキルは、論理的思考力・水平的思考力など、習得に時間を要することから、長期的かつ計画的な人材育成が必要となります。いずれも、階層が進むにつれて求められるスキルですが、能力開発が難しく、管理職育成にお悩みの経営者が多いのではないでしょうか。

・カッツモデル体系図
vol.1 差し込み図2.png


京商ビジネススクールの特長


「京商ビジネススクール」では、従業員研修の内製化が困難な中小企業を対象に年間100本以上の研修を実施しています。インプットとアウトプットをバランスよく配した研修内容で、異業種交流の場としてもご活用いただいております。
カッツモデルを参考に、階層別(新人、若手、中堅、管理職)や、職種別(人事、経理、法務、営業、製造など)から今日的なテーマまで、幅広く網羅。毎年、アンケート結果を精査して企画をアップデートしており、利用企業の満足度が高い内容を、経験豊富な講師陣がお届けしております。 

京商ビジネススクールは長年の研修企画と運営でノウハウを蓄積してきました。貴社に沿った研修プランを作成するオーダーメイド研修も、ぜひお気軽にご相談ください。

※本コラムは京都商工会議所会報誌 BUSINESS REVIEW 2022年 11-12月号に掲載分の再掲です。

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