知恵-1グランプリ
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受賞企業一覧 - 知恵ビジネスプランコンテスト認定企業一覧
第11回
第10回
第9回
第8回
第7回
第6回
第5回
第4回
- 亀屋良長株式会社
- 株式会社最上インクス
- 佐々木酒造株式会社
- Dari K株式会社
- 株式会社FUKUDA
- 株式会社三輪タイヤ
- 株式会社石川建設
- 株式会社クレバー
- 株式会社松栄堂
- 合同会社COCOO×株式会社佐藤喜代松商店
- 株式会社ネーカーズ
- 川德商事株式会社
- 株式会社京都医療設計
- 株式会社セカンドハート
- ハプキタス株式会社
第3回
- 株式会社石川建設
- 近江屋ロープ株式会社
- 株式会社キャビック
- サン・ウインド株式会社
- 株式会社TIKUSON
- 株式会社ティーヘッド
- 株式会社発酵食堂カモシカ
- 株式会社坂製作所×清水長金属工業株式会社
- 株式会社フラット・エージェンシー×株式会社MIYACO
- 廣瀬米穀店お米屋カフェ
- 株式会社伊と幸
- 株式会社きゅうべえ
- 株式会社魁半導体
- 株式会社シープ・ツー
- 株式会社ウミヒラ
- 株式会社ナールスコーポレーション
第2回
- 株式会社大木工藝
- 有限会社篠ファーム
- 東和スポーツ施設株式会社
- 有限会社ナチュラルエナジー
- フィールドアロー株式会社
- 株式会社フィルノット
- 株式会社京都紋付
- 株式会社飯田照明
- 株式会社奥村企画
- 株式会社京鐘
- 株式会社DFC
- 株式会社東五六
- ファイテン株式会社
- 株式会社プレメーズ
- マイキャン・テクノロジーズ株式会社×HiLung株式会社
第1回
- 認定プランインタビュー集PDF
- 知恵ビジネスプランコンテスト10年の歩みPDF
「アステープ」を使った新しいオーバーレイ工法の提案
株式会社石川建設
駐車場や国道、高速道路、駅や空港など、規模の大小にかかわらずさまざまなアスファルト舗装工事を手がけてきた。直営施工にこだわり続けることで、新工法・新機材に対応する技術力を磨き上げ、近年では一般土木工事などへの多角化も進めている。
高度な技術と品質を追求する経営姿勢は、現場改善の意識向上につながった。道路などのアスファルト舗装は数年経つと劣化するため、その表面を補修する工事(オーバーレイ)を行わなければならない。しかし、従来のオーバーレイ工法は現場でアスファルト原液接着剤を加熱して溶かす必要があるため、作業工程が複雑になるうえ、作業中の火災事故や火傷などの危険が伴った。そこで同社は、アスファルト原液接着剤の代わりに、特殊な粘着テープ「アステープ」を開発。一般の両面テープと同じように、貼って剥がすという簡易な作業により、安全で環境に優しく、施工コストの低減を実現した。「火気対策」ではなく、従来のアスファルト舗装の常識を覆す「火気を扱わない」という斬新な発想が、今回のコンテストにおいて高く評価されたといえる。
今、公共工事の減少などにより、市場を取り巻く環境は必ずしも良好ではない。しかし、新しいオーバーレイ工法のメリットが理解されれば、火気の使用が難しかった工場敷地内の補修など、さまざまな新規用途の開拓に結びついていくだろう。すでにいくつかの建設会社や資材会社から問い合わせが舞い込むなど、社会的な関心も高まっている。人にも環境にも優しい新技術で、斯界での地歩固めを狙う。
今回開発した「アステープ」。「火気が不要」「工期とコストの縮減」という画期的な特長をもつ。
直営施工へのこだわりが、施工技術や現場改善の意識向上につながっている。
■審査委員長の目:龍谷大学 教授 佐藤 研司
アスファルト補修というニッチなマーケットだが、他社にない独自の発想・技術として評価できる。施主に対してこの施工方法の優位性をどう理解してもらうのか、また、施工実績をどう積み上げていくのか、今後解決すべき課題といえよう。解決すべき課題を具体的に整理し、優先順位をつけて着実に実行していくことが求められる。
- <企業情報>
- 株式会社石川建設
代表者 : 石川 英明
住所 : 京都市伏見区深草小久保町303
TEL : 075-641-2384
Web : http://www.ishikawakensetsu.jp/ - <事業内容>
- 舗装工事業、土木工事業