京都産学公連携機構
「文理融合・文系産学連携促進事業」
採択結果について
■採択事業
研究会名 |
京都南部自転車ビジネス研究会 |
代表者 |
龍谷大学 経済学部 助教授 伊達浩憲 |
研究テーマ |
自転車を用いた新しい地域交通システムおよびコミュニティ・ビジネスの創出 |
目的 |
住宅地、オフィス街、商店街、観光地など、多様なポテンシャルを有する京都南部地域を対象に、レンタル自転車や自転車タクシー、自転車宅配便などの自転車ビジネスを、地域の特性・ニーズを反映して「組みかえる」ことによって新たなビジネスモデルを創出し、「歩く街・京都」の実現をめざすことを目的とする。ついては、地域交通システムの一翼を担う自転車を活用した新しいコミュニティ・ビジネスとして事業化することの可能性を検討し、あわせてそれを促進する社会システム(インフラ設計および制度デザイン)の研究を行う。 |
|
|
研究会名 |
イノベーション人材の育成プロセス研究会 |
代表者 |
京都産業大学 経営学部 講師 井村直恵 |
研究テーマ |
イノベーションに役立つ人材の育成 |
目的 |
プロジェクトリーダーに求められる能力とは、知識の転移を管理・促進していく能力である。だが実践面では、多くの企業がその重要性を理解しながら、いかにしてこのプロセスを行うか、という実践面が困難な課題となっている。本研究会では、こうした視点に立って、参加企業と共同して、この過程を明示的化することで、効果的製品開発を促進する上で、プロジェクトリーダーに求められる要因を明らかにすることを目的とする。 |
|
|
研究会名 |
京都式 戦略デザイン活用研究会 |
代表者 |
京都リサーチパーク株式会社 産学ビジネス部長 菊田 隆 |
研究テーマ |
戦略的デザイン活用による京都産業のブランド化の推進 |
目的 |
京都の伝統産業や観光産業の更なる振興を目指した歴史や文化・学術など京都が保有する豊かな資源の高付加価値化や差別化による「京都ブランド」の確立に向け、デザイン系大学や学部の学生の新しい感覚や創造力を活用し、「モノづくり」から最終的な「市場」を有機的に結ぶ、京都独自の戦略的なデザイン活用の「仕組み」構築を図る。実際には、デザイン系大学や学部の学生の新しい感覚や創造力を具体化するために、専門性を有するデザイナーが支援を行う「戦略的デザイン活用プラットフォーム」の構築を図る。 |
|
|
研究会名 |
京都演劇力活用ビジネスモデル研究会 |
代表者 |
京都橘女子大学 文化政策学部 助教授 小暮宣雄 |
研究テーマ |
演劇の力を活用した京都らしい生活演出型ビジネスモデルの開発 |
目的 |
演劇文化と地域経済とがそのそれぞれの活性化をはかるには、同じ京都にいながら今まで接触の少なかった両者の力を知り、出会いによって可能になる相乗作用を追求することが必要である。両者の出会いと演劇力を活用したビジネス化のために、地域での生活を演出しコミュニケーションを誘発するような具体的なモデル開発と、開発の評価等で必要となる演劇に対する市民生活の現状把握に資する基礎的データ整備に着手するための準備を行う。 |
(敬称略・順不同)