事業の創造、知の創造、整備・支援
京都産学公連携機構

文理融合・文系産学連携促進事業 成果発表会

京都産学公連携機構では、文理融合・文系分野での産学公連携の取組を支援する「文理融合・文系産学連携促進事業」
における平成23年度採択事業の成果発表会を開催します。産学連携と言えば理工系のイメージが強いですが、
「マーケティング」、「まちづくり」、「デザイン」をはじめとする、文理融合・文系分野との連携により、
新事業、新商品開発等のビジネス・チャンスにつながる大きな可能性が生まれます。今後の事業展開の参考に、ぜひご参加ください。

●日時・・・平成25年2月8日(金)13:30〜16:20
●場所・・・メルパルク京都6階会議室C(京都市下京区東洞院通七条下ル東塩小路町676番13)

●講演会(13:40〜14:40)

「地場・伝統産業、中小企業が採るべきラグジュアリー戦略」
早稲田大学ラグジュアリーブランディング研究所長、早稲田大学ビジネススクール教授長沢伸也氏
景気低迷や経済不況の時こそ、他社にまねできない製品と、価格競争ではなく独自の価値、流通チャネル、
プロモーションで他社との横並びから脱する必要があります。このような「価格で競争しない」
「創造力と独自性を武器にする」という戦略は、ルイ・ヴィトンなどのラグジュアリーブランドに一日の長があります。
ラグジュアリーブランドといってもルイ・ヴィトンはパリの老舗、ピアジェ等の時計ブランドはスイスの中小企業であり、
地場・伝統産業の「こだわりのものづくり」が原点となっており、京都の地場・伝統産業、中小企業との共通点は多く見られます。
これらの例を参考に、従来のマスマーケティングとは根本的に違う、また、混同されがちなプレミアム戦略や、
単なるファッション戦略とも異なるラグジュアリー戦略について考えます。

●成果発表会(14:50〜16:20)

以下の4事業の関係者から研究成果と現在の取り組み状況についてご発表いただきます。

1.人と牛とふる里を育てる放牧畜産研究会

代表者 株式会社きたやま南山 代表取締役 楠本貞愛氏
活動内容・目的
放牧畜産や自給飼料増産などの追及をしてきた研究者が、生産者や飲食業者らと共に、
「環境保全と観光や人材教育にも結び付く持続可能な畜産」のあり方を研究する。

2.映画産業コンテンツの新ビジネス創出型GPS技術応用研究会

代表者 立命館大学 映像学部 教授 中村彰憲氏
活動内容・目的
映像文化発祥の地とも言える京都太秦を中心に、GPS技術と映像エンターテインメント
を観光事業へと応用することによる付加価値の創造を目的とする。

3.生涯食育プロジェクト実行委員会小学生部門

代表者 平安女学院大学 日本食育・健康研究所 連携研究員 森真理氏
活動内容・目的
子ども達が喜んで食べられる食育メニューを実体験する”夢の食育レストラン”の開設を
目指し、食育を学んだ子ども達(小学生)が主体となり、地産地消を生かした新しい献立を作成する。

4.京都山科スイーツ研究プロジェクト

代表者 京都橘大学 現代ビジネス学部 准教授 木下達文氏
活動内容・目的
京都山科の地場産業(とくに山科のぶどう生産)を見直すと同時に、それを利用した新た
なスイーツ(洋菓子)を地元企業と連携して開発する。
●募集定員・・・先着100名
●参加費・・・無料

会場のご案内

メルパルク京都6階会議室C
(京都市下京区東洞院通七条下ル東塩小路町676番13)

お申し込み・お問い合わせ

京都産学公連携機構事務局(担当:藤森)
TEL:075-229-6455E-mail:sangakukou@kyo.or.jp
※お申し込みの際は、下記の参加申込書に必要事項をご記入のうえ、
京都産学公連携機構事務局(FAX:075-212-7022)まで送信してください。 TOPへ