京都風呂敷現代生活適合化研究会
採択年度 | 平成15年度 |
研究会名 | 京都風呂敷現代生活適合化研究会 |
研究テーマ | 風呂敷の現代生活適合化研究 |
目的 | 風呂敷はシンプルで汎用性が高いことから「世界のグッドデザイン」と評価されているにも関わらず、風呂敷を日常生活に採り入れ生活している若者は皆無に等しい。本研究の目的は、実際に風呂敷を使用することによって、現代のライフスタイルに融合させるための風呂敷のデザイン改良、使い方の工夫、問題点の抽出を行い、若者の感性と現代生活に適合した商品開発及びマーケット開拓の可能性を切り拓くことにある。
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[研究成果]
- 研究成果を京都の伝統産業企業と大学との一連の産学連携プロジェクトにおける『新たな和雑貨の企画とデザイン』に活用した。主な事例としては下記のようなプロジェクトがある。
ー平成17ー18年・20年 リテールマネージメントプランニング「和雑貨KOTONOプロジェクト」
*成果品は京都デザイン優品に選定
ー平成17ー19年 京都産業21、異業種連携グループ”環の会”、野黒ネクタイ工芸「ネクタイのデザインプロジェクト」*成果品は京都デザイン優品に選定
ー平成20ー23年京都産業21、業種連携グループ”キョフー「雑貨のデザインプロジェクト」
- 平成16年度選定「私立大学学術研究高度化推進事業」オープン・リサーチ・センター整備事業(平成17ー21年の5年間の継続事業)において、研究成果を研究活動に活用した。芸術実験工房を中核とする「生活=芸術」の比較研究とその再生の、研究テーマ3.職人技術の活用実験及び職人と現代美術家、デザイナーとの交流による「生活=芸術」プロダクツの試行において、研究成果である、デザインにおける色彩の重要性を研究の中心に位置づけた。
※京都デザイン優品2006選定「koto.no 携帯バック」
※京都デザイン優品2006選定「koto.no 太鼓帯型リュック」
*画像参照元:社団法人京都デザイン協会「京都デザイン優品」
http://kda.weblogs.jp/kyobrand2006/cat79838/
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