まちの「灯りイベント」研究会
採択年度 | 平成20年度 |
研究会名 | まちの「灯りイベント」研究会 |
研究テーマ | 灯りを活かした地域活性化イベントのあり方に関する研究 |
目的 | 近年、全国各地で夜の「灯り」を活かしたイベントが増えてきている。本研究会では、近畿圏における主要な灯りイベントの比較検討調査をはじめ、全国の灯りイベントの動向を把握し、まちづくりにおける灯りイベントの意義を考察する。また、ケーススタディとして、2009年秋に伝統産業品である清水焼を活用した山科の灯りイベント「陶灯路」を実施し、アンケート調査やインタビューによる評価分析を行い、総括の結果を報告書として作成する。これにより、地域活性化手法の一つとしての灯りイベントの評価と課題の整理によって今後のあり方に関する提言を行う。
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[研究成果]
- 実践事例研究として取り組んだ「第2回やましな駅前陶灯路」の評価と反省を踏まえ、平成22年に開催した「第3回やましな駅前陶灯路」も成功した。その際、実行委員長を地元自治連合会長が務めるようになったことと、地元自治会員や山科区の老人クラブメンバー、従来から主力メンバーであった学生ら、清水焼団地関係者、商業関係者、経済団体、行政など、様々な分野の人々、団体の連携がさらに密になりつつ、地域主体の文化イベントとして育ってきた。
- 平成23年度においてもこの流れは止まらず、平成23年10月8日には、「第4回やましな駅前陶灯路」が実施され、約5千人の来街者があった。また、京都橘大学の学生で上記の灯りイベントに関った有志が学内での「七夕陶灯路」という灯りイベントを始めており、好評のうちに平成23年7月7日に第3回目を終えている。
※「第4回やましな駅前陶灯路」案内パンフレット
*画像参照元:おこしやす山科協議会「第4回やましな駅前陶灯路イベント案内ページ」
(http://www.okoshiyasu-yamashina.org/ekimaetoutou23.htm)
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