1961年の創業以来、京都で培ってきたプリント・テキスタイルのデザイン力と、生産ネットワークを活かし、「風」のように自由な発想で、化学染料を使わない新しいテキスタイルを開発。京都の特産品である北山杉由来の天然染料（ローウッド・リキッド）を、京都の伝統技法である手捺染でプリントする。北山杉の間伐材から原液を抽出し、残材は燃料用ペレットに再生し、これを抽出の熱源として利用することで、循環サイクルをより高度化する。その温かくナチュラルな色合いの染料を用い、布は染色の町、京都の練達の職人の手で染めあげられる。染色業と林業の持続可能性を高めることを目指し、SDGsやエシカルファッションに関心を持つ人々に向けて、テキスタイルだけでなく、アパレルやインテリア雑貨など人と環境にやさしいライフスタイル商品を開発、提供していく。