知恵-1グランプリ
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受賞企業一覧 - 知恵ビジネスプランコンテスト認定企業一覧
第11回
第10回
第9回
第8回
第7回
第6回
第5回
第4回
- 亀屋良長株式会社
- 株式会社最上インクス
- 佐々木酒造株式会社
- Dari K株式会社
- 株式会社FUKUDA
- 株式会社三輪タイヤ
- 株式会社石川建設
- 株式会社クレバー
- 株式会社松栄堂
- 合同会社COCOO×株式会社佐藤喜代松商店
- 株式会社ネーカーズ
- 川德商事株式会社
- 株式会社京都医療設計
- 株式会社セカンドハート
- ハプキタス株式会社
第3回
- 株式会社石川建設
- 近江屋ロープ株式会社
- 株式会社キャビック
- サン・ウインド株式会社
- 株式会社TIKUSON
- 株式会社ティーヘッド
- 株式会社発酵食堂カモシカ
- 株式会社坂製作所×清水長金属工業株式会社
- 株式会社フラット・エージェンシー×株式会社MIYACO
- 廣瀬米穀店お米屋カフェ
- 株式会社伊と幸
- 株式会社きゅうべえ
- 株式会社魁半導体
- 株式会社シープ・ツー
- 株式会社ウミヒラ
- 株式会社ナールスコーポレーション
第2回
- 株式会社大木工藝
- 有限会社篠ファーム
- 東和スポーツ施設株式会社
- 有限会社ナチュラルエナジー
- フィールドアロー株式会社
- 株式会社フィルノット
- 株式会社京都紋付
- 株式会社飯田照明
- 株式会社奥村企画
- 株式会社京鐘
- 株式会社DFC
- 株式会社東五六
- ファイテン株式会社
- 株式会社プレメーズ
- マイキャン・テクノロジーズ株式会社×HiLung株式会社
第1回
- 認定プランインタビュー集PDF
- 知恵ビジネスプランコンテスト10年の歩みPDF
再生医療技術を用いた研究用特殊血球細胞・サービスの提供事業
マイキャン・テクノロジーズ株式会社
マラリアやデング熱は世界で年間2億人以上が感染するといわれ、WHOなどが撲滅を掲げて活動しているものの、未だ有効な治療法は確立されていない。ヒトの血液には骨(幹細胞)から分化した血球細胞が多く含まれているが、これらの感染症は赤血球や白血球になる前の分化途中の血球にのみ感染し発症する。しかし、幼若な血球細胞は入手が非常に難しく、研究室で培養しても時間がかかる上、品質や再現性も不均一なため、ワクチンなど創薬の研究評価・開発に結びつきにくい。
こうしたニーズに応え、これまで培ってきた再生医療技術を用いて、血球細胞の成長過程を任意にコントロールし、研究者や研究機関、製薬会社等が求めるヒト特殊血球製品を供給、早期の事業化を目指す。まずは、大学と共同でマラリア研究用の幼若な赤血球細胞キットを開発し、市場テストを繰り返しながら、実用化に向けてさらに製品精度を高めていく。また、デング熱についても他大学と連携し、ヒト生体に近い特殊な白血球細胞を作製。デング熱だけでなく、エボラ出血熱やジカ熱など白血球を媒介とする感染症研究を行う顧客の掘り起こしを目指す。
グローバル化や地球温暖化の影響などにより、感染症の驚異は世界各国に広がりつつある。再生医療技術のノウハウ、技術をさらに磨き上げることで、多様な感染症に対応したサービスを提供することが可能となる。長年ワクチン研究が困難であった分野の研究を加速させる社会性の高いビジネスプランといえる。
■委員長の目
希少性の高い特殊血球や細胞製本を、再生医療技術を使用して研究者や製薬企業に提供しようとするビジネスである。特に、独自ノウハウにより分化途中の幼若な血球にのみ感染・発生する疾患の研究に細胞を安定的に供給できるようにした点が評価できる。まずは、第一段階としてマラリアとテング熱を対象とし、研究用に特化した事業化を目指す。
- <会社概要>
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マイキャン・テクノロジーズ株式会社
代表者 : 宮﨑 和雄
住所 : 京都市西京区御陵大原1-36 京大桂ベンチャープラザ北館206
TEL : 075-381-3008
Web : http://www.micantechnologies.com/ - <事業概要>
- 研究用細胞製造業